がん検診として一般的に知られているのは、公的機関が行っているがん検診になります。これは、その地域のがんによる死亡率を下げるために行われている検査であり、コストが掛からない体とお財布に優しく、受診する人に負担が掛かりにくい検診になっています。主に、肺がん、大腸がん、胃がん、女性であれば乳がん、子宮頸がんが対象になっており、実施している自治体によっては前立腺がんの検査や、もっと精度を高めることができる検査を実施しているところもあります。自治体によって違いがありますので、担当窓口に問い合わせてみると良いでしょう。
残念なことに対象となっている部分にもがんを発症することがあります、特にすい臓がんや肝臓がんは死亡原因上位にあげられています。そしてそれらの検査は、自治体が実施している検査の対象とならないことが多いです。そのためにも任意にそれらのがんに対して対応をすることが求められます。簡単な検診方法とすれば、健康診断も役に立つでしょう。
またもっと精度を高めて検査したいと望むのであれば、人間ドックでがん検診を受けるという方法もあります。人間ドックには、肝臓やすい臓対象としたコースもあり、腹部エコーや腹部CTを組み合わせれば強力な検診になるでしょう。大切なのは、ひとつに固執しないで体全体に対してケアをすることです。よって健康診断も大切な体を見るという検診になります。
定期的に受けることが重要ですので、すすんで受診するようにしましょう。