がん検診で健康と家族を守る

がんの治療はいろいろありますが、基本的に切ったら、治るものです。しかし、切ったら治るという簡単な治療でもがん細胞が全身に広がったり、進行してしまうとなかなかそれだけでは難しくなるし、後遺症が残ったり、転移したり、揚げ句の果てに治療することさえできなくなって、命を落としてしまうこともあります。そこでそんな不幸にならないために、あらかじめがん検診を受けておき、自分では分からない自覚症状のないがんを早めに発見、治療法や病院、医師が選べるうちに、準備しておくことが肝心です。がん検診といっても大腸がん、胃がんなど一般的ながん検診に加えて、もし女性、あるいは奥さんにぜひやってほしいのが女性特有のがん検診です。

内科や外科と違って婦人科にはあまり受診しないし、一体検診といってもどんなことをやるのか分からず、仕事や家事に追われてついつい検診を後回しにしがちですが、実は女性がこのように忙しい年代がまさにがん年齢。女性特有のがんといわれている乳がん、子宮系のがんに一番罹患しやすく、進行しやすい時期でもあるのです。女性が倒れてしまっては、家族がばらばらになる恐れもありますし、独身女性ならば将来的に子供が産めなくなったり、乳房をうしなった場合、ファッションや旅行に出かけるのが億劫になってしまい、うつなどの原因になることもあります。そんな不幸な人生を送らないためにも、がん検診を受け、健康的で明るい生活を築いていきたいものです。

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